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設計者・部品選定者なら知っておきたい【フック】の基礎知識

設計者・部品選定者なら知っておきたい【フック】の基礎知識

設計者・部品選定者なら知っておきたい
【フック】の基礎知識

衣類やバッグ、キッチン用品、ケーブルなどさまざまな物を壁面や家具・装置に掛けるために使用するフック。
種類や選び方などの基礎知識から金物メーカースガツネならではのユニークなフックをご紹介します。

フックとは?

フックとは壁面や家具・装置内などに取り付けて、さまざまな物を掛けるために使用されます。英語ではhookと表記し、一部の形状や用途に使用するものは吊り金具、帽子掛け、コートハンガー、ピクチャーレールとも呼ばれます。

フックの種類

形状で選ぶ

標準フック

標準フックとは、一般的な壁付けのフックでデザインが豊富です。アンティーク調やシンプル・モダン、カントリー、エレガント、ポップなどさまざまなテイストに合うフックをご用意しています。

掛ける部分が2つ以上ある多連フックや、掛ける部分が左右に動く可動フックもあります。可動フックは動画のように、抵抗(フリクション)があるタイプとないタイプがあります。

シリコーンゴムフック

シリコーンゴムを使用しているため、小さな子供がぶつかっても安全なフックです。
弊社では、丸みを帯びたかわいらしいフォルムのフックを多数ラインアップしています。内側に金属製の芯材が入っているため、十分な耐荷重があります。

マグネットフック

マグネットフックとは、磁石の磁力によって冷蔵庫や金属製キャビネットなどにくっつけられるフックです。

ナス環フック

ナス環フックとは、環の一部が上や下に動いてものを掛けられるフックです。使用時は可動部が閉じるため、掛けてあるものが外れにくいです。
左右に90°回転するタイプや南京錠を取り付けられるタイプもあります。

収納フック

収納フックとは、埋め込んで取り付けて、使用しない時はフック部分が収納されるため邪魔にならないフックです。

カウンターに取り付けるタイプもあります。

戸当りフック

戸当りフックとは、戸当りとフックが一体化したものです。 トイレブースの扉などに最適です。

用途限定フック

ハンガーを掛ける、ネクタイを掛ける、ピクチャーレール(絵画や小物を掛ける)など特定の用途専用のフックもあります。

ハンガープレート

ハンガープレートとは、パネルなどを掛けられる長尺のはめ込み式吊金具です。
工具を使わずにパネルの取り付け・取り外しが簡単に行えます。

帽子掛ってなぜ帽子掛って言うの?

最近は見かけることが少なくなりましたが、帰宅して脱いだ帽子とコートをフックに掛けていました。
上のフックに帽子を、下のフックにコートを掛けて使われていたことから帽子掛と呼ばれるようになったと言われています。

取り付ける場所で選ぶ

壁・側板

天井・天板

左のような壁面に取り付けるフックが一般的ですが、天井やカウンターの裏面に取り付けできるフックもあります。

ブランドで選ぶ

Zwei Lシリーズ

澄んだ輝きの鏡面加工とシルクのようなヘアライン仕上げで、ステンレス鋼の美しさを追求しました。
直線とカーブのシンプルな構成はさまざまなシーンにマッチし、空気を引き締めます。
同じ仕上のハンドルやつまみなどとトータルコーディネートができます。

PXBシリーズ

ヴィンテージの味わいを演出するカントリーテイストや、色鮮やかなシリコーンゴム製など、個性的なデザインが特長のLAMPブランドのフックシリーズです。
取付ねじが見えない特殊な構造のため、フック自体のデザインはもちろん、空間のイメージを損ねません。(一部、取付ねじが見える製品があります)
ハンドルやタオル掛、スイッチ・コンセントプレートとトータルコーディネートできる製品もあります。

d lineシリーズ

シンプルかつ高級感のあるデザインに定評があるデンマークのブランドです。
触り心地や耐久性など細部まで妥協しないデザインは、あらゆるシーンと調和するとともに、長きに渡り愛されるサステナブルな価値を提供します。

HEWIシリーズ

ユニバーサルスタンダードとユーザビリティを追求し続けているドイツのブランドです。
ポリアミド製のため熱さや冷たさを感じにくくなっています。
ハンドルやバスルームアクセサリーとトータルコーディネートできる製品もあります。

ROCKY MOUNTAIN

ソリッドブロンズの格調高いデザインのフックです。使い込むほどに味わいが深まります。
ログハウス、アーリーアメリカンテイストの空間などに馴染みます。

Pauli+Sohn(パウリ&ソン)シリーズ

ガラス金物に特化したドイツのブランドです。
タオルなどの軽いものを掛けるのに最適なコンパクトなフックです。

フックの耐荷重

フックを選ぶ時には掛けるものの重量を考慮する必要があります。
フックの耐荷重は「耐荷重N」「耐荷重kgf」のように表記され、耐えられる荷重を表しています。耐荷重が掛けるものの重量を上回るように選定してください。

なお耐荷重は図のような方向に荷重を静かに掛けて試験しています。取り付ける壁面の強度も重要です。強度のある壁面に取り付けてください。もしも悪条件で使用する場合は必ず現品にてご確認ください。
※輸入品などの一部製品は試験方法が異なります。

FAQ・よくあるご質問:単位の「N」、「kgf」とは
FAQ・よくあるご質問:kgとkgfの違い

スガツネ工業では、高さが約25mmの小さなフックから高さが約300mmの大きなフックまで幅広くラインアップしています。耐荷重も約1kgfから100kgfまで用意しています。

フックを条件から簡単に探せる「絞り込み検索」はこちら

弊社WEBサイト スガツネットの「絞り込み検索」を使用すると、ご希望の仕様のフックを誰でも簡単に探すことができます。
下記のページの左側に「種類」「耐荷重」「色」「取付方法」などの仕様が並んでいます。必要な部分にチェックを入れるだけで、条件に合った製品が表示されます。

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