通電時施錠型の電磁石錠 マグナロック シリーズ

マグナロックは機械的な部品を含まないため、磨耗などの経年変化による性能の劣化が少ない構造です。
また、100万回の開閉テスト（規格：BHMAA156.23-2004）をクリアー（M32型、M62型で実施）。耐久性抜群です。
世界各国のさまざまな施設（空港、研究施設、学校、幼稚園、病院、ホテル、商業施設、銀行、オフィスなど）で採用されています。

防水性能のレベルはNEMA4X規格（IP66相当）をクリアー。雨風にさらされる屋外環境での使用が可能な電気錠です。（本体表面および金属部分は鋼製で、防錆仕様ではありませんが、吸着機能は維持します）
また、使用温度範囲もー40°C〜＋60°Cと、悪条件の屋外環境下での使用ができます（※）。

※対応品：M32型、M62型、M82型、DM62-M、SAM型、SAM2型、M34R型

マグナロックの本体は残留磁力を残さない工夫をしており、わずか0.05秒という扉の即時リリースが可能です。（※）
震災時に瞬時に扉の解錠が求められる非常口にも適した電気錠です。また、通電時施錠型となっているため、震災で停電時には解錠状態になり、避難の妨げになりません。防火規格の安全基準であるUL規格をはじめとした、米国の各種認可を取得しています。

※制御機を介さずに、下記いずれかの操作器を直接マグナロックに接続した場合に限ります。
　・赤外線センサーXMS
　・タッチセンサーバーTSB-3CLM
　・タッチスイッチSP-1

小型の本体で高い吸着力（M32型／2666N、M62型／5341N、M82型／7938N）を発揮します。また、DC12VとDC24Vのどちらの電圧でも作動する複電圧型になっています（M32型、M62型、M82型、M34R型、SAM型）。

消費電力はわずか3.6W（M32型）、3W（M62型）と経済的です。

構成部品はすべて扉の内側に取り付けるため、機械式のロック機構のように扉外側のすき間からデッドボルトをこじ開けてロック機構を壊される心配がありません。

面付タイプで、後付工事も簡単です。また、機械式電気錠では建て付けのズレが起きやすく対応しにくい引戸にも効果的です。また、従来電気錠の取り付けができなかった框扉にも装着できます。

電磁石の応用のマグナロック本体からの放磁の影響については、約150mm離れると地磁気（約0.05ミリテスラ）以下です。1mT（ミリテスラ）=10ガウス

スイッチを入り切りする時や吸着時、外部にノイズを発生しません。