上吊式引き戸クローザー FDシリーズ 用語集
ダンパーが入っており、引込機能も付いたもので、「扉をゆっくり引込む」ものを指します。
双方向(戸尻と戸先)の両方にソフトクローズ機能が搭載されたものを指します。
2wayソフトクローズ(ツーウェイソフトクローズ)や両側ソフトクローズと呼ばれることもあります。
片方向(戸先のみ)にソフトクローズ機能が搭載されたものを指します。
片側ソフトクローズと呼ばれることもあります。
弊社独自の機構で、ダンパーが2種類搭載されており、順番にダンパーが効く事を指しています。
※この独自機構により、引込量が長く(100mm)且つ、軽く開閉出来ます。
シーケンシャル=順次的な等の意味です。
引込始める量(寸法)を指します。
弊社FD30SPやFD35SPは、上レール20mmの幅で、他社よりも長い100mmのロングストロークが特長です(シーケンシャルWダンパー搭載)。
ソフトクローズ引き戸で戸袋仕様の場合、施工後のメンテナンスが大変だったのですが、上レールを分割式にして、かつ戸袋専用トリガーを用意しましたので、メンテナンスがやりやすくなりました(戸袋を一度壊さずともおこなえる様になりました)。
※上レールも戸袋専用になっております。
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上レール&上ローラーで扉を吊っている引き戸の事を指します。
下荷重の引き戸と違い、下レールが無いので床面に段差が出来ません。
三方枠内(壁面にインセット)ではなく、壁面より張り出した上枠に施工する上吊引き戸です。
壁面の開口部に、引き戸がカブセで納まる(壁面にアウトセット)ため、アウトセット引き戸としています。
※アウトセット引き戸の場合は、戸先も戸尻も床に戸当りが必要となります。
引き戸が閉まる際の勢い(慣性)による扉の跳ね上がりを抑制するナットの事です(ソフトクローザーに付いている機構)。
このナットを締めつけないとソフトクローズ機構が機能しなくなったり、各部品が破損する事がありますので注意が必要です。
ソフトクローザーを作動させるため、上レール側に取り付ける部品です。機種によりトリガーの取り付け位置は異なりますので、カタログ・施工説明書を参考に取付けてください。
※FD30SP、FD35SP、FD35EVでは、トリガー組込済の上レールもご用意しています。
トリガーをレールに取り付ける際に、適切に組み付けるためのものです(適切な取付になる様に誘導してくれるもの)。取付が終われば不要の物となります。
※トリガーは斜めに取りついたりすると、正常に作動しない為、治具を使って正しく取付が出来る様にしています。
上吊り式の引き戸は段差がなく、高齢者が暮らしやすいバリアフリー住宅に最適です。
上吊り式は、引き戸の上部に戸車があり、上からぶら下がっている扉です。軽い力でも開け閉めが可能で、上レールを移動する走行音も静かです。
また、上吊り式の引き戸は、本体が壁内にスッキリと収まる戸袋仕様があり、すっきりと美しい居室ができます。後付けできるアウトセット仕様があります。
老健住宅(介護老人保健施設)は、比較的少ない費用負担で医療管理下での看護や介護、回復期のリハビリが受けられます。医療法人や社会福祉法人などが運営する、公的施設です。主に医療ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者(65歳以上)を受け入れています。食事や排泄の介助などの介護サービスは提供されますが、在宅復帰を目的としたもので、提供されるのは自宅などに戻るためのリハビリが中心です。
障害者を含む高齢者等の社会的弱者が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、もしくは具体的に障害を取り除いた事物、および状態を指す用語です。
バリアフリーは障害者・高齢者などの生活弱者のために、生活に障害となる物理的な障壁の削除を行うという、過去の反省に立った考え方で進化してきました。
文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。障害者だったロナルド・メイス氏が、バリアフリー対応設備の「障害者だけの特別扱い」に嫌気がさして、最初から多くの方に使いやすいものを作る設計手法として発明されました。
デュアルソフトクローザーモデルは、施工後のメンテナンスがしやすい分割連結式上レールを採用しました。
レール連結金具はトリガー(戸尻側)になります。施工後も取り外し可能です。
重量用上吊式引戸金物 FD80デュアルソフトクローズ仕様に搭載しました。ダンパーが扉を双方向に開閉するときにゆっくりと引き込みます。
この機構は、引込量が長く(115mm)且つ、軽く開け閉めできます。
上吊式引き戸の下部溝に納めて、戸の走行をガイドする「下部ガイド金具」です。
種類があるので、用途・設計に合わせてお選びください。