美しさと機能を兼ね備えた選択肢に、シャワーブース金物選びのアイデア

ガラス扉の設計・検討はここをチェック！ガラスヒンジの選び方

ユニットバス、シャワーユニット、お風呂場の図面・制作でまず確認していただきたいのが、ガラス扉の開き方。どのヒンジを採用するかで扉の開き方が変わります。この確認ができていないと後々「こんな開き方だと思ってなかった…」と後悔してしまうことも。ここではガラスドアに採用される「グラビティヒンジ（グラビティ丁番）」と「自由丁番」の違い、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

一般的なグラビティヒンジと自由丁番の違い

	グラビティヒンジ	自由丁番
動き	扉の重量を利用して自閉するヒンジで、約90°開きます	扉が閉まった状態から手前と奥にそれぞれ約90°開きます
メリット	扉の重量を利用して確実にドアを閉められる 壁と扉の接触部に戸当りを採用すれば水漏れ防止の効果がさらに高まる リーズナブルな価格	外開きできるため、浴室内の救護活動がスムーズに行える 扉を開いた状態で保持できる（空間をより広く見せられる） ソフトクローズ機能付きも選べる
デメリット	開閉時に戸当たりとの衝突音が生じるため高級感が薄れてしまう	高性能なためコストがかかる
スガツネのオススメ製品	ガラスドア用グラビティー丁番 GH-Gシリーズ 戸当りと併用で扉を開時保持（約70°〜160°の区間） 自閉する力が閉まり際から強くなるため、空調等により扉が開いてしまう現象を軽減 製品一覧はこちら	ソフトクロージング機構付ガラスドア用自由丁番 M80シリーズ ソフトクローズ機構付きでゆっくり静かに閉まる 意匠性が高い（軸が出っ張らずフラット） 製品一覧はこちら ソフトクローズ無し（コンパクトタイプ）はこちら

シャワーブース扉には引戸という選択肢も

オーバーヘッドシャワーのあるシャワーブースには、ドアを開けてもシャワーにぶつからない引き戸タイプがおすすめ。シャワーブース用引戸 バニオシリーズは、オプションのソフトクロージングダンパーを使用することでゆっくり静かに閉まり、動きの高級感も演出できます。

シャワーブース対応の建具用引戸はこちら

機能と意匠を両立した戸当りで、浴室内の事故に備えるアイデア

浴室に使われる扉はシャワーブース内の方向にのみ開く「内開き」機構が一般的ですが、浴室内で利用者が体調不良などで倒れ、体が扉に接する状態で動けなくなると外から押しても開けられず、救助が遅れる危険性も。こういった万が一に備えるため、自由丁番*と非常開放機能付き戸当りとの組み合わせをおすすめしています。

*自由丁番とは扉が閉まった状態から手前と奥にそれぞれ約90°開くヒンジのこと。5つ星ホテルなどで標準採用されています。グラビティヒンジを使用してしまうと戸当りと併用しても手前に開くことができません。自由丁番とグラビティヒンジの違いはこちら

非常開放機能付きの戸当りは工具レスで浴室扉を外側に開けるようになるため、有事の際にスムーズな救助活動を行うことが可能です。

製品詳細はこちら

「ガラス扉の隙間が気になる…」ガラス扉の小口にエッジシール

高級感のあるシャワーブースでも扉と壁面の隙間をそのままにしてしまうと、水漏れやガラス小口から破損の原因になってしまいます。スガツネのエッジシールは使用箇所、形状、長さ、適応ガラス厚など、お好みに合わせてお選びいただけます。
また水捌け性能を向上させる排水タイプや、エッジシールを取り付けた戸先と枠の隙間を軽減するスペーサーなどもおすすめです。

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意匠性の高い金物で、シャワーブース全体の雰囲気をさらに上げる

スガツネ工業では丁番や戸当り、引戸金物をはじめ、ドアハンドルやフックなどの金物も幅広くラインアップしています。

• 

  ステンレス ドアハンドル
  793BNF型 L字

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• 

  ガラス用ステンレス フック
  HK-DF-G型

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  天井付ガラスドア用戸当り
  HT-C型

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