印の家具建築金物・産業機器用 機構部品メーカー|アーキテリア系製品
スカイフォールドの「壁」は、単純に空間・スペースを区切るだけではありません。
建築家、インテリアデザイナー、ユーザーが空間を最大限利用できるようにする、革新的な多目的スペースソリューションです。
スイッチ操作だけで簡単に空間を間仕切れる電動式の格納システムと、垂直方向の動きにより、スペースをすばやく分割または拡張できます。
スガツネはSKYFOLD(スカイフォールド)社の日本総代理店です。
開口部高さは11m以上※、開口部幅は制限なしで対応できるため、会議室、ホール、宴会場、体育館、IR、MICE(マイス)などさまざまな大きさの空間に対応できます。
並列方向だけでなく、それぞれのパネルを90°単位で組み合わせてもご使用いただけます。また、パネル部の収納スペースが壁周辺に必要ないため、スペースを最大限まで有効活用できます。
従来の横方向にスライドする可動壁と比べ、本製品はパネル部が分散荷重となるため構造物に負担をかけず、梁も大きくなりません。構造用鋼の節約にも寄与します。
※製品シリーズごとに対応サイズは異なります。
従来の可動壁はパネル収納スペースがデッドスペース
スカイフォールドは床面積を最大限まで有効活用
遮音等級(STC)60、音響透過損失(TLD)54の優れた遮音性能※1です。
パネル部だけの音響試験ではなく、間仕切り壁としての試験※2を行っています。また、建築基準法施行令第22条の3(遮音性能に関する技術的基準)を各周波数でクリアしています。
鋼板とハニカムコアで構成され、約40mmの遮音材をパネルの内側に使用しています。2重の遮音シール構造やパネル可動時はシール部が内側に格納され壁と非接触のため磨耗が起きず長年使用しても遮音性能が低下しにくいなど、さまざまな工夫で優れた遮音性能を実現しています。
STC...遮音性能を示す米国での評価指標
TLD...遮音性能を示す日本での評価指標
※1 シリーズ毎に性能は異なります。
※2 米国ASTM E90-99に準拠した試験を実施
吊り下げ、上下昇降式なので、壁や床にガイド溝やレール、支柱が必要なく、意匠性だけでなく清掃などメンテナンスの効率化にも繋がります。
収納時はパネルはフラットに天井の格納ポケットに収まり、すっきり見せられます。
格納ポケットはテナントビルなど建物を選ばないコンパクト設計。パネル開時に格納ポケット部を隠して天井とフラットなデザインを実現できるシリーズもあります。
パネル収納時は天井とフラットに収まる
NEW
パネル開時に格納ポケットを隠せるシリーズ
スカイフォールドは、ファブリック、メラミン、金属、ガラスなどさまざまな素材や塗装、プリントをパネルの表面材として選ぶことができます。間仕切り壁を空間を演出するアクセント ウォールに変えてみてはいかがでしょうか。
パネル表面をホワイトボード加工した例
ファブリック
塩ビシート・クロス
木目調素材・突き板
ステンレス鋼
ガラス
プリント
スカイフォールドは環境問題、持続可能な建築物についてを重要なテーマだと考えています。
これらの問題に対し、海洋廃棄物を含む消費者から回収されたリサイクル ポリエステルを使用したファブリックをパネル素材に採用したり、生分解性のテキスタイルを採用したりしています。
横移動式のパネルで空間を区切る場合、空間が巨大になればなるほどその移動には人手も時間もかかります。
スカイフォールドはスイッチ操作だけで、間仕切り壁を設置・収納することができ、時間短縮や人手不足の解消に役立ちます。
パネル展開時にパネルの下端が障害物を検知すると作動を止めます。
パネルの駆動は、鍵の付いたスイッチパネルと、駆動ボタンのみのスイッチパネルの2つのスイッチで管理します。鍵をひねり昇降の向きを決定し、2つのスイッチパネルのボタンを同時に押すことで駆動させます。ダブルチェックによるパネル駆動で、安全性の高い操作を行います。
また、物理的な鍵やパスワードによりパネルの開閉者を制限できます。